昭和の夏はあっぱっぱにお世話になりましたね

私が子供の頃、近所のおばちゃんはほとんど似たような服を着ていた。

木綿製のゆったりしたワンピース風、ぼたんとかファスナーはない。

半袖の薄いワンピースである。

おばちゃんたちの逞しい二の腕を見て、強そうだな!と密かに思っていました。

夕方になると、頭にタオルを巻いたおばちゃんが縁側で涼んでいたりしたものです。

私はいつも夏はキュロットでしたが、ある日母親がこれを着ろ!と服をくれました。

見るとおばちゃんたちが着ているような、薄いワンピースです。

生地が薄いから、涼しくていいぞ?と母。

サッカー生地のその服はボタンがない。

これ、どうやって着るの?と聞くと、頭からかぶれ?と母。

そうなんだと納得、着たらなるほど、涼しくて楽。

締め付ける所がない、ゆったりした作りなのでいい。

これってワンピース?と母に聞くと、アッパッパ?アッパッパ?と連呼する。

アッパッパ?なにそれ?と私。

だから、あんたが着てるのがアッパッパ?と母。

アッパッパなんて初めて聞いたので、なんだそれ?と思いました。

夕方、アッパッパを着た私と母が近所に買い物に行くと、おばちゃんたちがいた。

あれ?あんたもアッパッパ着たの?涼しくていいべ?とおばちゃん。

おばちゃんたちはなまりがあり、一気に喋る。

夏はアッパッパが楽でいいよ?ただかぶればいいんだから?

おばちゃんたちの服もアッパッパなんだと納得しました。

昭和の夏はこのアッパッパを毎年着ていたなぁ。

平成になったらめっきり着る人が減ったけど、ふくよかなおばちゃんが好んできてました。

ふくよかなおばちゃんが着るとハワイアンな感じがしましたね。

花柄とかだとそんなイメージがします。

今でも呼び方は違えど、商品はありますね。

今の若い子は、アッパッパって解るのだろうか?

昭和と平成のギャップを感じます。